じねんじょとは
ねばりとアクが元気の素
自然薯とは、本来は日本原産の野生種の山芋を意味しています。 自然薯の特徴は、市販されている山芋とはちがう、強い「ねばり」と「ぬめり」。昔から精がつき身体に良いといわれ、滋養強壮に効き、重宝されてきました。漢方では「山薬」と称され珍重されています。 特に有名な強精作用や若返り効果については、ねばりの成分であるムチンが粘膜や体液の成分であり、目や口とか呼吸器および消化器の粘膜や体液を補給すると同時に、天然グルタミン酸が良質のたんぱく質として、細胞を若返らせ、肌のツヤもよくすることによるものです。 ねばりが強いものほどムチンも多く、高価なだけ相応の効果があります。
粘るのも黒くなるのも本物の証
自然薯には、活性酸素を退治して血液をサラサラにする、と言われる物質のポリフェノールが多く含まれており、褐色に変化するのがその証です。 又、ポリフェノールに含まれるイソフラボンには、更年期障害、ガン、心臓病、骨粗しょう症などの予防や改善に効果があることが解ってきました。 色の黒い食べ物や褐変する食べ物には生命エネルギーが満ちているといえます。